2015年1月20日

今年は家がないので特例ナシ!わが家の土地の固定資産税額を試算する

1月1日を過ぎて全国の自治体で固定資産税の賦課計算の最後の追い込みと、納税通知書の発送の準備に取りかかる時期です。納税通知書を見てビックリするんでしょうから、どのくらいの税額か自分で計算してみようと思います。

固定資産評価額を算出するには事前に確認しておかなければならないことがあります。

まず、その土地がある「用途区分」です。これは都市計画上の用途区域とは異なっていて、固定資産を評価する上でその地区をどう区分するかという区域分けで大きく「商業地区」「住宅地区」「工業地区」「村落地区」「その他地区」に分類されていて、さらにそれぞれが3つくらいに分かれています。わが家の土地は「住宅地区」の中の「普通住宅地区」に属しています。

続いて、間口・奥行です。自治体によって間口のとり方が異なっている場合がありますが、「端点から端点を直線で結んだ線の長さ」を間口とするのがポピュラーだと思います。間口は通常、接する路線のうち、路線価が最も高い接面を正面間口とします。

奥行は、これも自治体によって異なっていますが、ポピュラーなのは正面間口に垂線を延ばし、敷地の最遠点までの距離を測る方法です。注意するのは「筆界線上に垂直」ではありません。間口線に垂直です。

さて、これらの方法で取得したわが家の間口は4.03m、奥行は45.55m(旗状地であるため長い)です。また、平成26年の路線価は、平米あたり34,204円でした。路線価は全国地価マップで確認できます。

固定資産評価額の単価の算出方法は以下のとおりです。

路線価×画地計算法に基づく補正×市町村長が定める所要の補正

わが家の「画地計算法に基づく補正」は以下のとおりです。

奥行価格補正割合
0.91(「普通住宅地区」の44以上48未満)
側方路線影響加算
0.00(わが家に側方路線はないので、加算もなし)
二方路線影響加算
0.00(わが家に二方路線はないので、加算もなし)
不整形地
1.00(旗状地なので不整形地補正の対象外)
無道路地
1.00(わが家は無道路地ではないので対象外)
間口が狭小な画地
0.94(「普通住宅地区」の4以上~6未満)
奥行が長大な画地
0.90(奥行÷間口で算出できるので、45.55/4.03=11.30)

続いて、わが家の「所要の補正」です。所要の補正とは固定資産評価基準に定められている補正以外に、市町村独自で定めている補正のことです。例えば、

  • 高圧線下補正
  • 接面街路との高低差補正
  • 用排水路等介在補正
  • 規制区域補正(航空法・土砂災害規制法など)

などですが、わが家の土地はわたしの市が設けている「所要の補正」のどれにも該当しないので、所要の補正=1.00です。

以上からわが家の固定資産評価額の単価は、

34,204×(0.91×0.94×0.90)×1.00=26,332.29円

と算出できます。具体的な補正は固定資産評価基準の附表で確認できます。

さて、評価額が算出できたのでやっと税額を算出できます。別々に算出するのも面倒なので、1.4%の固定資産税と0.2%の都市計画税をまとめて計算します。この税率が標準税率ですが、異なる税率を定めている自治体もあります。

(26,332.29×496.76×0.7)×1.6%=146,400円

わが家はまだ家が建っていないため非住宅用地として算出しますが、負担水準は71.755%で70%を超えているので、70%に引き下げた額が税金の対象となる額です(課税標準額といいます)。なお、課税標準額は1,000円未満切り捨て、税額は100円未満切捨てです。

住宅が建っていないので「住宅用地の特例」が効きません。非住宅用地なら、まぁ、こんなもんだと思います。

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